いつのまにか 二人は とても仲良くなった だけど私と彼女 何もかもがちがった

グレイシア「いいなぁ・・・。誰よりも綺麗な髪・・・。私も欲しい・・・。」
リーフィア「な、何言ってるの?あげられないよ・・・。どうやってあげるのよ・・・。」
グレイシア「だって・・・うらやましいんだもん・・・。その優しい声と笑顔・・・。」
リーフィア「・・・。」

どうしてこんな私にも 優しくしてくれるの? 自分よりおとる女を あわれんでいるつもりなの?

リーフィア「たしかに、コレはあげられない。だけどね・・・。」
グレイシア「え?」

卑屈(ひくつ)な私をだきしめて 彼女はささやいた

リーフィア「あなたは誰よりも素敵な人よ」
グレイシア「リーフィア・・・ぐすっ・・・。」

涙がこぼれた たとえ世界のすべての 人が 私を憎み笑っても ひつようとしてくれる 人がいる それだけで幸せだった・・・
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